【殿堂】新タイプのドギラゴン剣デッキ誕生!?ゼノシャーク入り剣を考察!


【殿堂】新タイプのドギラゴン剣デッキ誕生!?ゼノシャーク入り剣を考察!

■デッキ概要

今回紹介するデッキは12月21日発売、超決戦! バラギアラ!!無敵オラオラ輪廻∞ に収録されている、水晶の記憶ゼノシャーク/クリスタル・メモリーを採用したドギラゴン剣メインのデッキです。

水晶の記憶 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー

【水晶の記憶 ゼノシャーク】
水文明 3コスト
ムートピア
パワー1000

  • スマッシュ・バースト(このクリーチャーが攻撃する時、このカードの呪文側を、コストを支払わずに唱えてもよい)

【クリスタル・メモリー】

水文明 4コスト

  • S・トリガー
  • 自分の山札を見る。その中から1枚選び、手札に加える。その後、山札をシャッフルする。

既存の赤青、もしくは赤青t白の剣はグレンニャーやオニカマス等のウィニーでテンポを取り、吸い込むなうやオボロカゲロウ等の不確定サーチによってフィニッシュパーツを揃えて殴りきるデッキですよね。
ですが、基本的に赤青軸の剣というデッキタイプを触ったことがある人なら誰しもこういったことがありませんでしたか?

それは”剣、龍装チュリス、アパッチウララーのどれか2種類はあるけど、もう一枚がない・・・”って事態です。

龍装チュリス  剣  アパッチ

吸い込むなうやオボロカゲロウでは確定サーチじゃないので場合によってはいつまでたっても引けないなんてこともしばしば。
ですが、今回採用しているシャークウガは呪文面がクリスタルメモリーなんです!

でも既存の剣に”クリスタルメモリー”を採用した入賞レシピは極端に少ないと思いますし、パっと強みも思いつきませんよね。
なぜ今回剣にこのカードを採用することになったかという理由を説明していきます!

■デッキレシピ

クリメモ剣

(クリスタルメモリーが水晶の記憶ゼノシャーク/クリスタル・メモリーの枠です)

  • 熱湯グレンニャー x 4枚
  • 異端流し オニカマス x 4枚
  • 単騎連射 マグナム x 1枚
  • 音精 ラフルル x 1枚
  • “龍装”チュリス x 4枚
  • 蒼き団長 ドギラゴン剣 x 4枚
  • 光牙忍ライデン x 2枚
  • Dの牢閣 メメント守神宮 x 4枚
  • ドンドン吸い込むナウ x 4枚
  • 勝利のアパッチ・ウララー x 1枚
  • 勝利の道標レティーシャ x 1枚
  • “乱振”舞神 G・W・D x 3枚
  • 龍装者 バルチュリス x 3枚
  • 水晶の記憶ゼノシャーク/クリスタル・メモリー x 3枚
  • Treasure cruise x 1枚

最近の剣では採用が見送られてたカードや、一見ネタカードのようなカードも採用しています。

当たり前ですが決してふざけてなんかいません。
予想外の角度から読めないカードをプレイできるのがクリスタルメモリーの強みなんです。

色々と変わったこのデッキ、それにおけるゼノシャークの強みをいくつか紹介します。

①3コストクリーチャーとしてプレイできる!

既存の赤青剣に採用されているウィニークリーチャーは大体オニカマス、グレンニャー、オボロカゲロウ、色によってはタイム1ドレミやシドとかですかね。

オニカマス  オボロカゲロウ  グレンニャー
ウィニークリーチャーを複数回並べて、そこからバルチュリス→剣の動きはまさに鉄板ですよね。
ですが、その動きって結構要求値が高いんですよね、ドロソが絡めばある程度はケア出来るとはいえ結構低い確率です。

しかし、その動きをするにあたってゼノシャークはかなり便利なんです!
例えば、2ターン目にオニカマス、3ターン目にゼノシャーク、この時点で手札にバルチュリスか剣のどちらかがあればフルパンまで動けます。

オニカマス  水晶の記憶 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー バルチュリス
そのうえ、そこにSAもしくは多色クリーチャーがあればダイレクトアタックまでたどり着けますし、バルチュリスと剣が両方ある場合はラフルルやアパッチを回収したりしてキルの精度を向上することができます。

先ほどは2コスト+ゼノシャーク+バルチュリス+剣のパターンを説明しましたが、ゼノシャークは龍装チュリスとも相性が抜群なんです!
例えば3ターン目にゼノシャーク、4ターン目に龍装チュリスをプレイ。

水晶の記憶 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー  龍装チュリス  剣
手札に剣が無くてもゼノシャークでサーチして、1点を通せば確実に剣に革命チェンジができます。
また、剣がある場合はレティーシャやアパッチをサーチすることでダイレクトアタックまで打点が組めます。

②攻撃のアクションを挟まなくてもサーチができる

スマッシュバースト持ちとなれば目が行くのはやはりクリーチャー面で攻撃しつつ呪文を打てる点ですが、普通に呪文をプレイできる点も忘れてはなりません。

剣において1点刻むことは重要になる場面が多いですが、刻むことによって不利になってしまう場面も存在します。
わかりやすく例えると猿飛バイケンとかですよね。

佐助 バイケン
でも、そう言った場面に出くわしてもクリスタルメモリーとして発動して単騎マグナムやラフルルを回収すると何とかなったりします。

単騎マグナム ラフルル
ここがツインパクトカードの強みですね!

③デッキに採用しているカードの枚数を散らすことができる

これはクリスタルメモリーやディメンジョンゲートにそのまま言えることなのですが、確定でサーチするカードを採用するとデッキ内のカードの枚数を最小限に抑えてもある程度理想の動きを再現できます。

流石に龍装チュリスやドギラゴン剣、オニカマス等の引いたら勝ちに直結するカードの枚数を削る理由には成り得ませんが、レティーシャ等の通常であればノイズになるカードの採用枚数構築段階でを抑えられるのはかなり大きい強みだと思います。

■デッキ採用されているカードの解説

光牙忍ライデン

ライデン

【光牙忍ライデン】
光文明 3コスト
アーク・セラフィム/シノビ
パワー 1000このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップする。

最近では剣にはあまり採用されない1枚です。
理由としてはハンドキープの難しさやNS以外のタイミングでは他カードの方が強力であったりする場合が多い等ですかね。
ですが、このデッキでは非常に強力な受け札へと変化します。

通常、剣の受け札は吸い込むなうやゼンメツースクラッパー、最近ではあまり見なくなりましたがメメント守神宮やホーリー、クロック等ですかね。

メジャー所を吸い込むとゼンメツの2つとしてみてみると、この2つって意外と簡単にケア出来ちゃうんですよね。
けれどライデンはその2つにない強みを持っています。

クリスタルメモリーが採用されているこのデッキではクリスタルメモリーを実質受け札として使用することができ、なおかつメメントと併用することによってオニカマスですら止めることができます。
クリスタルメモリーを採用しているが故のカードですね!

Treasure cruise(七福神の宝船巡り)

七福神
Treasure cruise(七福神の宝船巡り)
火文明 5コスト
ドリームメイト
パワー1000As you put this creature into the battle zone,you may put this creature on top of your head and say.”shichifukujin is coming!” If you do,let it fall from your head into the battle zone,and when it lands,put all your opponet’s cards in the battle zone that this creature is touching into his graveyard.
(このクリーチャーがバトルゾーンに出る時、それを頭の上に乗せて「七福神のお出ましだ!」と言ってもよい。そうしたら、頭の上のこのクリーチャーをバトルゾーンに振り落とし、それに触れている相手のクリーチャーをすべて持ち主の墓地に置く。)

ふざけてません、これにはきちんとした採用理由があります。
剣というデッキタイプにおいて重いのはやはり踏み倒しメタですよね。
複数体のオニカマスならゼンメツースクラッパーで破壊できますし、デスマッチビートル単体なら吸い込むなうで返せます。
しかし、現環境にはミクセルとデスマッチビートルを両方採用しているチェンジザダンテが存在します。

それだけなら湯あたり地獄でも一応処理はできるのですが、こちらの盤面が壊滅してしまうのであまり使用したくはないですよね。
そんな時にこのカードです。
4でクリスタルメモリーを発動してサーチ、この時点で相手は何を加えたのかまだわかりません。

大概のプレイヤーはこのカードの存在を忘れてバトルゾーンのクリーチャーを重ねて並べていることでしょう。
そして次のターンにこのカードを使用宣言します。

使用宣言をされた時点で相手はクリーチャーを動かすことができなくなるという裁定が下されているので相手はもう何もできません。

このクリーチャーで相手の踏み倒しメタを一掃しましょう!

(CSによっては使用できない場合があります。概要欄をよく読んで採用しましょう。)
(使用できないCSの場合、このカードの枠にムシャホールを採用することを推奨します)

■まとめ

幾度となく周辺カードが規制されてきたドギラゴン剣ですが、ゼノシャークの登場によって今まで以上の爆発力を手に入れました。

今まで要求値の高かった動きをかなり要求地を下げて再現できるようになっているので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか!

【収録カード一覧】超超決戦!バラギアラ!!無敵オラオラ輪廻∞(リンフィニティ)
【収録カード一覧】超超決戦!バラギアラ!!無敵オラオラ輪廻∞(リンフィニティ) 超超決戦!バラギアラ!!無敵オラオラ輪廻∞(リンフィニティ...