あの環境トップデッキにいるドギラゴン剣への対策に最適?「こたつむり」を紹介!
全国大会2018の店舗予選前半が終わり、再び通常の殿堂構築を使ったCSなどの大会に目が向けられるだろう。
そんな中、双極篇3弾に収録されるカードの「こたつむり」が公開され、主にドルガンチュリス剣への対策になるのではないか?と騒がれている。今回はその「こたつむり」を紹介しよう。
「こたつむり」とは
火文明 2コスト
ビートジョッキー/スペシャルズ
パワー 2000+
- 自分のマナゾーンに火のクリーチャーが4体以上あれば、このクリーチャーに「パワーアタッカー+4000」と「W・ブレイカー」を与える。
- 相手のクリーチャーは、バトルゾーンに出たターン、プレイヤーを攻撃できない。
- このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーは次の自分のターンのはじめにアンタップしない
「こたつむり」の最も特徴的な能力は、相手のクリーチャーは出したターンに相手プレイヤーを攻撃できない、というのを付与させる効果だろう。
このような強力な効果があるせいで、攻撃した次のターンにアンタップしないというデメリットを持っている。
しかし、なぜかマナゾーンに火のクリーチャーが4枚以上あればパワーアタッカーとWブレイカーを得ることができ、2マナながらも火力を出せるクリーチャーになってしまった。
「こたつむり」はバスターメタになり得るのか?
このカードを見たときに真っ先に思いつくのが、今の環境トップデッキである赤青白ドギラゴン剣へのメタカードとしての利用法だろう。
このカードを出しておけば、とりあえず3ターン目の龍装チュリスからのドギラゴン剣という動きを止めることができる。
さらに、「”乱振”舞神GWD」を出して、攻撃しながらクリーチャー除去し、横にいる2体目のクリーチャーの攻撃と合わせて「龍装者バルチュリス」に繋げるという動きを抑制することができる。
上記のことと「こたつむり」が2コストであることで後攻でも召喚が間に合うということから確かにバスターへの解答札として使っていくことができそうだ。
しかし、パワーが2000で「ゼンメツースクラッパー」などのカードで除去されやすいということと、クリーチャーには攻撃できるので、タップしている自身のクリーチャーには気をつけたいところである。
どんなデッキに採用できるのか
すぐに思いついたのが、火文明ということから『ドギラゴン剣のメタになるならドギラゴン剣のデッキに突っ込んでしまえ』である。
相手プレイヤーへの攻撃を封じる効果が相手のみにかかるので、普通に採用して良さそうだと感じた。「こたつむり」の効果が刺さるデッキはドギラゴン剣以外にも、ジョラゴン ジョーカーズやブランド系のデッキが存在する。
しかし、刺さるデッキはどれも火文明がメインになっているので、それぞれのデッキが「こたつむり」を積んできそうである。
他には、火文明を使うデッキであれば枠に余裕さえあれば、どんなデッキにも採用できそう。
最後に
これから新弾が発売して、環境デッキが「こたつむり」という新規のメタクリーチャーによって変わっていくかが、今後楽しみである。
まだ発売が先ということもあり、見えてないカードも多いので、他にも新たな環境に入ってくるカードが出てくることを期待したい。