赤黒ドルマゲドン新殿堂対応高成績デッキレシピ
赤黒ドルマゲドンデッキ解説
今回は新環境で強いと思われる”赤黒ドルマゲドン”について解説をしていこう。
DMVaultというサイトでは既に新殿堂での大会が行われており、そこの83人規模大会でベスト4に入ることが出来たためかなり参考になるだろう。
実際の大会に出た際はリバイヴホール2枚が抜けてブラックアウト4枚目と威牙の幻ハンゾウだったが、調整を重ねた結果、画像のレシピの方が強いと判断したため今回はこちらを紹介していく。
ご了承頂きたい。
主な戦い方、勝ち筋
赤黒ドルマゲドンというデッキはチャージャーから5マナ域にマナを伸ばし、無限リソースであるドルハカバや、最強のハンデスクリーチャーであるタイガニトロへ繋ぐことでハンドと盤面を枯らしていくミッドレンジ〜コントロールのデッキだ。
主な勝ち筋
- ドルーターやドルハカバ→デッドゾーンを利用した速攻プラン
- 豊富なシールドトリガーとブラックアウトを利用したカウンタープラン
- タイガニトロを出して相手のシールドを少しずつ削っていくプラン
の3つになっていく。
1のプランは主にタイガニトロが刺さらない相手に使う。
具体例をあげるとモルトNEXTやレッドゾーン等だ。
2のプランは相手が侵略や革命チェンジを利用した速攻タイプのデッキの場合に使用する。
盤面を取り続け、相手がジャスキルを無理やり通してきたところをシールドトリガーで受け、ブラックアウトを利用してこちらから反撃する。
ドギラゴンバスターやレッドゾーン等に有効だろう。レッドゾーンには1と2のプランを組み合わせていく。
3のプランはビッグマナやハンデス、ループなど手札を重視している相手に対して使っていく。
ドルーター→チャージャー(ドルーターで1点)→タイガニトロ(ドルーターで1点)のような動きが理想になってくる。
ドルーターの1点は状況を見極めて刻んでいこう。殴らない方が強い場合ももちろんある。
必要予算
※”18/02/10現在の情報
このデッキは一部カード以外は最低レートで組むとカード単価はショップ価格30〜100で揃えることが出来るが、デッドゾーンとタイガニトロが最近値段上昇しているため欲しい方は早めに買っておこう。
デッドゾーンは現在1700〜1800円で、タイガニトロは現在800円前後だ。
また、赤黒ドルマゲドンが環境デッキになった場合、キザムも値段上昇が考えられる。
メインデッキは15000円前後だが超次元を所持していない場合は勝利のガイアールカイザーが2枚必須なため、そこにお金がかかってしまうだろう。
ヴォルグサンダー2枚目は他に入れるカードがなかったため入っているので予算に余裕が無い方は1枚で充分だろう。
採用カード紹介
まずはこのデッキのメインアタッカーとなる終断Δドルハカバだ。
フィールドがある際に、墓地からこのクリーチャーを召喚することが出来るという効果を持っている上にスピードアタッカーまで持っているクリーチャーがコマンド持ちなのだ。
デッドゾーンと一緒に使ってくださいと言わんばかりの性能だろう。
フィールドというのはD2フィールドだけではなく、最終禁断フィールドも適用されるため、ドルマゲドンに禁断爆発するまでの間は墓地から召喚できる。
このカードのおかげでドギラゴンバスターに対して有利と言えるようになったZEROの侵略ブラックアウトを紹介しよう。相手ターン中に出すため相手ターン中にも封印を剥せる上にパワー7000のWブレイカーが出てくるというとても強力なカードだ。
ドルーターとデッドゾーンと共にジャスキルを通すことも出来るため、同じ侵略ZEROを持っているゲリランチャーでは代用は効かないと思っている。
このカードのアタックトリガーはD2フィールドがある時なので最終禁断フィールドでは効果は発揮しないことを覚えておこう。
小ネタのようなものだが、侵略ZEROの読み方は”しんりゃくゼロ”ではなく、”ゼロ”なので宣言の際は気を付けよう。
デッキ名にもなっているこのデッキのキーカード、終焉の禁断ドルマゲドンXだ。
左上がパワー1111以下破壊、左下がパワーアタッカー+2222付与、右上がスレイヤー付与、右下が禁断爆発となっている。
このカードがバトルゾーンに存在しているおかげでドルーターやドルハカバは効果を発揮でき、キザムは最大三面除去出来る最強のカードとなっている。
禁断爆発した後はかなり強力なアタッカーとなってくれるため、基本的に禁断爆発を目指してプレイしていく。
しかし、テック団の破壊GO!のコスト5以下バウンスでドルマゲドンのコアがバウンスされてしまうため、あえて禁断爆発の封印を先に取るというプレイングも存在しているため覚えておこう。
入れ替えカード候補
威牙の幻ハンゾウ
ニンジャストライクは召喚扱いのため、相手ターン中に封印を剥がすことが可能なので禁断爆発を構えて殴りに行くことが可能になる強力なカードなのだが、ニンジャストライク7が新環境では間に合わないと判断し今回は不採用になった。
魔天降臨
かなり器用な動きが出来るようになる上に、タイガニトロと合わせると手札をマナを一瞬で1まで削ることが出来るカードなのだが、このカードを入れる際はキザムの枠を1枠削ることになるため速攻が多い新環境では不採用となった。
現在の環境ではハンゾウも魔天降臨も採用している。
また、ドルーターも削っているためキザムも削ると赤の枚数も足りなくなると判断したのも不採用の理由だ。
メガマナロックドラゴン
赤単色のためタイガニトロとの相性が悪いが、正直デッキに1枚赤単色を入れたところで特に困ることは無いので問題はあまりないと思っている。
このカードはタイガニトロから繋いだ時しか強くない上に、速攻環境では出す余裕が無いのだ。
ビッグマナが増えた際には魔天降臨と合わせて採用が考えられる。
最後に
以上が新環境で強いと思われる赤黒ドルマゲドンの解説になる。
既に赤黒ドルマゲドンに目をつけてる方は多いため値段の上昇が始まっている。
組もうと思ってる方は早めにカードを揃えておくといいだろう。