【殿堂】新規カードで大強化!!不利対面の減った新ドロマーハンデスを紹介
デッキ概要
新弾で今注目されているカードはやはり「水晶の記憶 ゼノシャーク」とか「卍新世壊卍」などで、それらを使ったデッキも戦績をすでに残し始めている。
今回はそういったカードではなく、あまり陽の目が当てられていない新規カードを使ったドロマーハンデスを紹介しよう。
そもそもドロマーハンデスとは
ドロマーハンデスとは、手札破壊をメインに相手の手札をコントロールすることで相手のやりたいことをやらせずに、自分は自由に動くデッキである。
青黒ハンデスのような攻撃力と除去には特化していない代わりに、豊富なメタクリーチャーや呪文回収カード、「天使と悪魔の墳墓」などの特殊なカードを採用することができる。
基本的に「ヴォルグサンダー」を連打することによるデッキ切れで勝ちを狙うが、「ラストストーム」を使って攻撃して勝つこともある。
デッキ内容
今回紹介するデッキには「ゲオルグ・バーボシュタイン」と「封鎖の誓い 玄渦」の2種類の新規カードを採用している。
それでは、これからこの2種類のカードを採用することで、どのようなことができるようになったのか説明しよう。
不利対面に勝てるようになった
「ゲオルグ・バーボシュタイン/ゴーストタッチ」は対面デッキへどうにかするという事には貢献していないのだが、「封鎖の誓い 玄渦」は採用する事によって今まで苦手だったデッキに対して簡単に勝てるようにしてくれた。
そのデッキとは黒単デスザークと赤黒ドルマゲドンだ。
もともとそんなに苦手じゃなかったと言う人もいるかもしれないが、それでも楽に戦えるようになった理由がある。
黒単デスザークに対しては、「封鎖の誓い 玄渦」を出すだけで「堕魔ヴォガイガ」の回収効果を無効化したり、墓地を経由する無月の門を使えなくすることができるようにった。
特に「堕魔ヴォーミラ」の効果で墓地から魔導具を召喚できなくさせることによって相手のリソース不足にさせ、あとはゆっくり「ヴォルグサンダー」でデッキをなくすだけで勝てる。
次に赤黒ドルマゲドンに対しては「封鎖の誓い 玄渦」を出すことで、墓地にある「ドハカバ」の召喚と「S級不死デッドゾーン」の侵略を封じることができる。
また、「マッド・デーモン閣下/デーモンハンド」のクリーチャー回収効果を使えなくする、といったこともできなくなるので、これだけでも勝ちやすくなるというのがわかるだろう。
継続的な除去が簡単に
これは「ゲオルグ・バーボシュタイン/ゴーストタッチ」を採用したことによって、ハンデスするたびに相手のクリーチャーのパワーを-3000することができるようになった。
これによって、相手の小型クリーチャーが並んだ時にもハンデスするという動作が必要なものの、複数体の除去が簡単になっているのである。
ただし、「傀儡将ボルギーズ」のように出してすぐに除去ができないということと、ハンデスしなければ効果を発揮できないことに注意したい。
採用カードの紹介
ここからはデッキに採用されているカードの中から1部を紹介しよう。
封鎖の誓い
新規カードの1枚。簡単に説明すると相手はハンデスさせられたカードを2度と使えなくなる。
紹介したように墓地を利用する不利なデッキへの対策はもちろん、「時の秘術師ミラクルスター」の呪文回収を防ぐこともできる。
あとは「悠久を統べる者フォーエバープリンセス」や「怒流牙サイゾウミスト」のデッキ回復を止めるといったこととか。
破壊されても「激天下!シャチホコカイザー」の効果で戻ってくるとか。
ゲオルグ・バーボシュタイン/ゴーストタッチ
上も下も使いやすい。序盤はハンデス、後半は除去クリーチャーと隙のない1枚だ。
攻撃した時にランダムハンデス+パワー-3000というのがとにかく強いと感じた。
「傀儡将ボルギーズ/ジェニコの知らない世界」と同じく呪文回収、クリーチャー回収の両方に対応しているので便利。
天使と悪魔の墳墓
ジョーカーズに勝つために必要な1枚。
最近はバラギアラとかのビッグマナのデッキも来てるから通りが良さそう。
ジョーカーズを見ないなら1枚は「魔天降臨」に変えること。
ポクチンちん
ジョーカーズでおなじみの踏み倒しメタ兼墓地を戻せるカード。
これは黒単デスザークで序盤に使ったり、ミラーなどで自分の山札が無くなりそうな時に使うカード。
無色なのが非常に使いやすい。
最後に
ハンデスと「封鎖の誓い 玄渦」の相性の良さを感じることができるデッキが完成した。
新規カードの登場でドロマーハンデスはさらに選択肢を増やすことができたので、今後環境でも十分に戦えるはずである。
今後も新規カードを使ったデッキが完成したら紹介していこうと思う。
【記事の作成者】
デュエルマスターズ 認定ジャッジ
— 稲や@デュエマ速報 (@inayadexyuema) 2018年9月15日