【殿堂】マルドゥドグライーターデッキを解説~ドギラゴン剣に飽きたあなたに~
今回は、普段ならドギラゴン剣の相棒となっている”龍装”チュリスを使ったデッキを紹介しようと思う。
「マルドゥカラー」ドグライーター
デッキレシピ
(画像中の「3月」は新カード≪封鎖の誓い 玄渦≫)
「マルドゥ」という単語をあまり聞いたことがない方も多いだろうが、要するに赤黒白のカラーリングだ。環境ではなかなか見ないこのカラーリング、どのように動かしていくのかを説明しよう。
基本的な動き
このデッキは、いかに早くマッドデッドウッドを展開し制圧していくかを考えながら動くのがメインとなる。
①まずは6枚ある手札交換カードでD2フィールドを墓地に、チュリスとドグライーターのセットを手札に揃える。
【該当カード】
- 《カツラデランス/「アフロ行きま~す!!」》
- 《勇愛の天秤》
②BADでチュリスを着地、革命チェンジでドグライーターへ。
【該当カード】
- 《“龍装”チュリス》
- 《D2M2 ドグライーター》
③ドグライーターの効果でクリーチャーを手札から捨てD2フィールド展開。
【該当カード】
- 《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》
- 《Dの牢閣 メメント守神宮》(次の展開までの場繋ぎ)
ここまででマッドデッドウッドを展開できた場合は、次のターンにマッドデッドウッドのデンジャラスイッチを発動させることで打点を増やして殴り勝つのだ。
マッドデッドウッドのマグナム、《封鎖の誓い 玄渦》
と、ここまでなら既存のマッドデッドウッドを使用するデッキとほぼ変わらない。
だが、このデッキの肝は、新カード《封鎖の誓い 玄渦》にある。
光文明 3コスト
メタリカ
パワー3500・相手の墓地にあるカードは、墓地を離れない。
このカードを搭載することで、相手のクリーチャーを封殺して自分のクリーチャーだけ展開することができるのだ。
《単騎連射 マグナム》を複数枚積むことができるのと同義だ。
他カードの採用理由
《禁断 〜封印されしX〜》《伝説の禁断 ドキンダムX》
コマンドドラゴンを出した際に一枚ボーナスで墓地肥やしができるおまけつきフィニッシャー。
封印を外した状態で誤ってマッドデッドウッドのデンジャラスイッチを発動しないように。
《熱血龍 バトクロス・バトル》
受けとして優秀な龍。封印を外すのにも一役買っていく。
《ボルシャック・ドギラゴン》
受けとして優秀な龍だが、このデッキでは外れる可能性もあるので採用枚数は抑え目。
《蒼き団長 ドギラゴン剣》《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》
言わずと知れた最強龍たち。4枚入れたいが、殿堂候補と言われているのであえて1枚づつ。
《禁断V フィーダス》
ドギラゴン剣からのファイナル革命で出すことのできる多色クリーチャー。マッドデッドウッドを展開できる。
《武闘世代 カツキングJr.》
もう一つの革命チェンジ先。相手の盾を割りつつ自分の盾を増やす動きが魅力。
まとめ
今回のデッキ、いかがだっただろうか。
「マルドゥ」はデュエマの元となったカードゲーム「マジック・ザ・ギャザリング」で登場した遊牧民であり、属しているカードがすべて「赤黒白」のいずれかのカラーとなっている。民族の性格は迅速かつ残忍だ。
今回のデッキもその名に恥じぬ迅速さと残忍さをもっているデッキである。
ちょっぴりお茶目なのは《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》一枚で動きがピタリと止まってしまう点だろうか。枚数を考えて対策をしてみるのも一興だ。