ギュウジン丸、CS環境入りへの道②~ショータイムを打つ蟹達~
前回、ギュウジン丸の特性と課題について紹介した。
今回からはその特性と課題に着目しつつ、いくつかのデッキ案を提示してみたいと思う。
今回の方針
今回は、公式から供給されている方法であるデザイナーズコンボを決めるデッキを組んでみた。
そう、《イッツ・ショータイム》を使ったギュウジン丸デッキである。今回のデッキは一部記事投稿時点で発売前の新カードを含めて作成しているのでご了承いただきたい。
このデッキは蟹か悪魔か
(※デッキ内にある《4月》は後述の新カード)
では数枚をピックアップしつつ、このデッキの回し方を見ていこう。
基本的な動き
■まずは各種サーチカード・ドローカードを使用してギュウジン丸と、このカード(※デッキ画像では同コストの《4月》で代用)を手札にそろえていく。
【サーチ、ドーローカード】
- 《ロジック・サークル》
- 《月光電人オボロカゲロウ》
- 《タイム1 ドレミ》
- 《クリスタル・メモリー》
■《不夜城艦 クランヴィア》を着地させる。
ここでクランヴィアの効果
「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札をシャッフルする。その後、上から3枚を表向きにし、その中の呪文をすべて、このクリーチャーの下に置く。残りを墓地に置く。」
によってショータイムを気合いでめくる。
■クランヴィアの攻撃時能力
「このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下から、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。」
でショータイムを唱え、ギュウジン丸を降臨させる!!
完璧だ。
完璧なプランとしか言いようがない。(デッキ作成時特有の万能感)
受けのギュウジン、攻めのギュウジン
では、ほかのカードの採用理由を説明していこう。
■《アクア・スペルブルー》《唸る鉄腕 ギリガザミ》
この2枚は受けとしての採用である。スペルブルーはデッキトップの呪文を唱えてショータイムを撃ち、ギリガザミは手札からショータイムを放つ。
そう、このデッキは攻めだけでなく受けにもギュウジン丸を使用するのだ。それほどまでにギュウジン丸の全体除去性能は群を抜いているといっても過言ではない。
またギリガザミは、複数回のSSTが発動した際には一方でサーチ呪文を撃つことで足りないパーツをサーチし、もう一方でギュウジン丸を登場させるという動きも可能である。
■《ホーガン・ブラスター》
このカードはこのデッキ唯一の殿堂カードである。このカードでギュウジン丸がめくれてもただの巨大クリーチャーにしかならないが、早いターンから大型が並ぶのは強いことは明白である。
まとめ
「イッツショータイムは重い呪文」という概念を壊していく速攻型ギュウジン丸。
このデッキにどれほどの強さがあるのか、クランヴィアの発売が待ち遠しい限りである。