なぜ今!?総合ゲームルールの『入れ替える』について修正されたのかを認定ジャッジが解説!
双極篇3弾の発売に合わせて、総合ゲームルールの『入れ替える』について定義が修正された。
なぜ今『入れ替える』に関して修正されたのかを今回は解説していこう。
『入れ替える』に関して修正
Jチェンジの登場
今回、ルールの修正がされた原因となるのは自然ジョーカーズ固有の能力であるJチェンジだろう。
なぜJチェンジが原因なのだろうか?
それを解説するために今回変更があった部分を見よう。
■総合ゲームルール
701.25a入れ替えるとは、2つのゾーンにある別々のカードの場所を交換するということです。このとき、入れ替えられてバトルゾーンに出たクリーチャーは、入れ替える前のクリーチャーの位相と状態を引き継ぎます。(革命チェンジやJチェンジで入れ替えられたカードは攻撃状態にあります。)
Jチェンジした後のクリーチャーがマナにいくとき、タップした状態でマナにいくのか、それともアンタップ状態でマナにいくのかが能力だけ見てもわからない。
なので、このように”位相と状態を引き継ぐ”という風に定義して、Jチェンジしたクリーチャーがタップ状態でマナにいく、そしてJチェンジされたクリーチャーは革命チェンジのようにタップしたままバトルゾーンに出て、攻撃している状態を引き継ぐということにしたと考えられる。
総合ルールの修正で起きた問題について
総合ルールを変更してすぐに起きた問題が、例えば「龍装チュリス」のBAD2のターン終了時破壊効果が革命チェンジをしても引き継いでしまう。
というように、革命チェンジなどの入れ替える効果で入れ替え前にそのクリーチャーが受けていた効果を引き継ぐ、と思われてしまったことだ。
この問題は、修正されたルールに追記されたことで解決しているので、その部分を記載しておこう。
■総合ゲームルール
701.25b入れ替わったクリーチャーは攻撃を引き継ぎます。ただし、攻撃は継続しますが別のクリーチャーなので、入れ替わる前のクリーチャーにかかっていた効果があったとしてもそれは引き継ぎません。
最後に
今回の総合ルールの修正については、追記も合わせて公式側の迅速な対応があったので、CSなどで混乱しなかったのではないかと思う。
このような感じで、他のわかりにくい効果などについても情報を発信もらえることに期待したい。
【記事の作成者】
デュエルマスターズ 認定ジャッジ
— 稲や@デュエマ速報 (@inayadexyuema) 2018年9月15日