デュエマクエストパックの内容を考察!~ジョーカーズ編~
先日開催されたワールドホビーフェアでデュエマクエストパックの先行販売が行われた。
これによって、デュエマクエストパックの収録内容が全て判明したので、今回はそのジョーカーズ文明の収録カードについて考察しよう。
クエストパックに収録されるジョーカーズ文明の特徴
今回は7枚1セットの固定パックになっており、ジョーカーズは無色主体のデッキを強化する内容と火ジョーカーズを強化する内容の2種類がある。
では、2種類の収録内容の特徴を解説しよう。
友ジョー!!ジョラゴンの熱き弾丸パック
収録内容
- 超絶特Q ダンガンテイオー
- ヘルコプ太
- 夢のジョー星
- チョコっとハウス
- ジョニー&ジョラゴン ~Jの意志~
- ザンジェットW7(新規カード)
- ポクチンちん(新規カード)
再録カードは今まで少し集めにくかったジョーカーズのドローソースの「ヘルコプ太」と「チョコっとハウス」が収録しているのが、ジョーカーズのデッキを作ろうと考えている人にとっては嬉しい内容なのではないだろうか。
新規カードは2枚とも 強力なカードとなっているので、紹介しよう。
ザンジェットW7
「ザンジェットW7」は登場時と攻撃時に手札のジョーカーズ1枚を捨てることでそのコスト以下のカードを山札の下に送る効果を持っている。
この効果と「ジョットガンジョラゴン」のジョラゴンビックワンとの相性がよく、手札からこのカードを捨て、さらに他のジョーカーズの効果を使用することができる。
普通に出して2枚カード除去もできる点も評価できる。
ポクチンちん
相手ターン限定だが、マナの数に関係ない「オリオティス」効果と、「お清めトラップ」のように墓地のカードを全て山札に戻す効果の2つを持っている。
普通に「オリオティス」のように使いながら、環境にいる黒単デスザークや青黒ジャバランガなどの墓地を貯めさせない手段として使えるので環境に合っている1枚だろう。
どちらの効果も非常に強力なことからジョーカーズ以外での活躍も見込める。この拡張パックの中でも1、2を争うトップレアになると考えているのでこのカードを狙って購入することになりそうだ。
超速攻!!J・O・Eドンドド連打パック
収録内容
- メラメラ・ジョーカーズ
- めった切り・スクラッパー
- ヤッタレ総長
- 花火師ハナコ
- ドッカン・ゴートッQ
- 救世主ウマシカ(新規カード)
- ドンドド・ドラ息子(新規カード)
再録に関してはデッキ限定で収録されていた「メラメラ・ジョーカーズ」が手に入ること以外では目立って強いカードや使いやすいカードがないのでせめて「SMAPON」を収録して欲しかったと個人的に思っている。
新規カードの2種はどちらも新しく火ジョーカーズを組む上で優秀なサポートとなってくれそうなので、新殿堂が施行された後はこっちが主体で組めそうである。
では新規カードを紹介していこう。
救世主ウマシカ
トリガーとJOEを合わせて持つ初のジョーカーズで、登場時に”自分”と相手のクリーチャーを1体ずつ選びバトルすることができる。
JOE3を持つことで最低でも4コスト、「ヤッタレマン」がいる状況では3コストになり、手札にある状態でも手札を1枚交換しながら1体除去ができるのでかなり腐りにくく使いやすいカードだ。
ドンドド・ドラ息子
手札にある火ジョーカーズクリーチャーにJOE2を与える「ゲイル・ヴェスパー」のような効果と登場時に山札の上から4枚表向きにしてその中の”ジョーカーズカード”を1枚手札に加える効果を持っている。
このJOE2を与える効果は重複するので序盤から大型火ジョーカーズを展開したり、無色ジョーカーズのように1コストで大量に火ジョーカーズを並べるということもできそうだ。
また、「メラビートザジョニー」をコスト5で出せるようになるので今までの火ジョーカーズの欠点であった速度を克服することができる。
火ジョーカーズの可能性を広げる素晴らしい1枚であると思うので、ぜひ集めたいところだ。
最後に
ジョーカーズのパックはどちらも既存の構築を強化できる新規カードが収録されていて、いい内容だと思う。
ただ、純正ジョーカーズの「ニヤリーゲット」の代わりになるカードが収録されなかったので、ジョーカーズはこれから火ジョーカーズとジョラゴンジョーカーズに型が変わっていきそうなので、少し残念だ。