黒単デスザークで「追憶人形ラビリピト」が熱い!「追憶人形ラビリピト」を解説!
GP6thの準優勝の黒単デスザークに今までのCSでは見かけなかったカードが採用されていた。
そのカードとは「追憶人形ラビリピト」であり、「タイガニトロ」が採用されている内は使われないだろうと言われていた。
今回はその「追憶人形ラビリピト」を紹介しよう。
「追憶人形ラビリピト」とは?
以前にも紹介したが、「追憶人形ラビリピト」とは登場時に相手の手札を1枚選び捨てさせる効果と、8コスト以上のクリーチャーを召喚するか8コスト以上の呪文を唱えた時に、相手の手札を全て捨てさせることができる。
とりあえず出すことで一定の役割を果たし、除去されなければ「卍デスザーク卍」を立てて全ハンデスできることから強いと思われていた。
しかし、「タイガニトロ」との役割が被り気味で、出てすぐに仕事をする「タイガニトロ」と比べて劣っていたので今までは採用されていなかった。
「追憶人形ラビリピト」の効果は意外と発動しやすい!?
一般的に「追憶人形ラビリピト」の効果が発動しにくいと思われがちだが、実際はそんなことはなかった。
5~6マナある状態で、場に魔道具が立っていたり、「堕魔ヴォガイガ」や「堕魔ヴォーミラ」があれば4コストで「追憶人形ラビリピト」を出した後に魔道具を立てて無月の門を使いそのまま全ハンデスという動きをするケースが多いと感じた。
もちろん相手に除去カードがなさそうだったら4マナで出しておいて1ターン置いてハンデスをするということもできる。
ただし、「無明夜叉羅ムカデ」では効果が発動しない所には注意してもらいたい。
「タイガニトロ」との同時採用により選択肢が拡大
■マナ武装5:自分のターンの終わり、自分のマナゾーンに闇のカードが5枚以上あれば、相手のは自身の手札から1枚選び、残りを捨てる。
今回のGP6th入賞の黒単デスザークで秀逸だったのが、「タイガニトロ」と合わせて3枚ずつ採用していたことだ。
これにより、アナカラーシャコガイルやロージアダンテ対面において「タイガニトロ」では手札を1枚残されてその後盤面を返されるというような可能性が低くなった。
また、「追憶人形ラビリピト」の1枚ハンデス効果を使って「タイガニトロ」の効果で残った手札を捨てさせるという5枚目以降の「堕魔グリペイジ」として使うこともできる。
つまり、「タイガニトロ」と同時に採用することで「ラビリピト」は黒単デスザークにおいて、”絶対に全ハンデスする”という役割を持たなくて良くなったのだ。
全ハンデスできそうにない時は「タイガニトロ」に任せることができる。
最後に
「追憶人形ラビリピト」は「タイガニトロ」と同時に採用することで、そのスペックを最大限に活用できるようになったと捉えている。
一度騙されたと思って、2種類とも採用してその強さを体感してみてほしい。