テジロン高騰理由を解説
デュエルマスターズにこんなカードあったの?というレベルで昔のカードが高騰したりするのがかなりおもしろい。
今回は、そんなストレージに入っているようなカードが少し値上がりしているお店があるということでそのカードの買取価格等が上昇した理由を考えていこう。
『デジロン』
まず、相場が上がったカードはこちらである。
「デジロン」とは、2005年に登場したカードで、ブロックした時に進化ではないクリーチャーをタップしてバトルゾーンに出し、「デジロン」自身を手札に戻す。
その後タップして出したクリーチャーと攻撃しているクリーチャーとバトルさせるという効果を持っている。
ブロッカーをバトルゾーンに出すということで、現在出すとしたらどのようなクリーチャーを出すのだろうか。
知ってはいると思うが、この効果で出すクリーチャーはズバリこれである。
「阿修羅サソリムカデ」
みなさんお馴染みのジャバランガループの核となるパーツであるクリーチャーである。
よく見てみるとこのクリーチャーは””ブロッカー””を持っているのである。
つまり「デジロン」でブロックするとこのクリーチャーが出てきて、最悪ループスタートだ。
ジョーカーズの「ジョジョジョマキシマム」と「あたりポンの助」、「消王ケシカス」に対抗するための一つの手段として「デジロン」が採用できるようになった。
この「阿修羅サソリムカデ」を出すことができるというのが「デジロン」が高騰した理由だろう。
ただし、「デジロン」自体のカードパワーが低くコストが重いのと、手札に「サソリムカデ」を持っていなければいけないこと、ジョーカーズ対面で「ハクションマスク」や「ジョリーザジョニー」には弱いことに注意したい。