ゲイルヴェスパーデッキが大幅強化、要点解説
新弾の発売によって既存のデッキが大幅に強化された。
その強化されたデッキは?
そう『ゲイルヴェスパー』というデッキタイプである。
今回は新弾のどのカードが強化になったのかを紹介する。
- W・シンパシー:パワー12000以上のクリーチャー(このクリーチャーを召喚する時支払うコストは、バトルゾーンにある自分のパワー12000以上のクリーチャー1体につき2少なくなる。ただしコストは0以下にならない)
- T・ブレイカー
- 自分の手札にあるクリーチャーすべてに、「W・シンパシー:パワー12000以上のクリーチャー」を与える。
ゲイルヴェスパーを強化したカード
「デデカブラ」
- 自然 1コスト
- グラセント パワー12000
- このクリーチャーは攻撃できない
1コストパワー12000の攻撃できないクリーチャーである。これだけのクリーチャーだが、「ゲイルヴェスパー」にとっては、かなりありがたいクリーチャーになっている。
理由は、1コストなので「ジュランネル」と同じような軽減ができるようになり最大8枚体制で積むことで安定感をあげることに成功したからである。
さらに、「ジャンボラパダイス」や「ボントプラントボ」で恩恵を受けることができるのもこのクリーチャーが「ゲイルヴェスパー」を強くする理由となっている。
「ボントプラントボ」
- 自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。それがパワー12000以上のクリーチャーなら、自分の山札の上からさらに1枚、マナゾーンに置く。
「フェアリークリスタル」や「メンデルスゾーン」と同じく最大2枚マナ加速ができる呪文となっている。
「ゲイルヴェスパー」というデッキの特性上だいたいパワー12000以上のクリーチャーが30枚以上は投入されているはずだ。
なので、まず外すことはなく安定して2マナ加速できるだろう。
そして3→6マナとつながることによって「コレンココタンク」や「ゲイルヴェスパー」を出すことが可能になる。
この動きができるようになったので「ゲイルヴェスパー」が強化された。
また、「デデカブラ」が加わったことでデッキ内の12000以上のクリーチャーが増加し、この呪文が採用されるようになっている。
最後に
「ゲイルヴェスパー」が今回加わったカードによってさらに速度が速くなった。
これによって、「ナハトファルター」と「シャコガイル」を使う「ゲイルヴェスパー」や従来の「VANベートーベン」や「モアイランド」でロックする方の2つに別れ、型が読みにくくなっている。
次の環境で呪文とクリーチャーのトリガーを封じることがデッキが限定されてくるのでどちらも止めることができる「ゲイルヴェスパー」はかなり強いデッキタイプになると考えているので、ぜひとも作って回してもらいたい。