デュエマのデッキの作り方を解説
今回は、デュエルマスターズを初めて間もない初心者や、中級者に向けての記事を書いていこう。
それは、デュエルマスターズに限らずカードゲームをする上で一番大事だと言っても過言ではない要素である、“デッキ構築”についてだ。
このデュエマ速報というサイトには沢山のデッキ紹介やデッキ案の記事があるが、そのデッキ達はどのような考えで枚数調整が行われてきたのかを知ることは確実に自分にとってプラスになると断言できるため、是非とも最後まで目を通していただきたい。
デッキタイプについて
まず早速だが、デッキと言っても沢山の種類がある。
所謂デッキタイプというものだ。
分かりやすく例を挙げると、現在の環境でよく目にする”赤緑モルトNEXT”や、”赤青t黒レッドゾーン”のようなものだ。
デッキタイプによって目指す先(所謂フィニッシュ手段、勝ち筋と呼ばれるもの)が違うため、デッキを構築する上で気を付けることが変わってくる。
最初から難しいことを言っているが、実際のところは、とにもかくにも“テンプレ構築”に触れてみないと”オリジナル”のデッキ構築には着手出来ないだろう。
カードゲームを始めたばかりの人に多い、「テンプレばっかり使って何が楽しいんだ」「テンプレは弱い」のような考えは一度捨てていただきたい。
強いからテンプレになっているのだ。
冷静になって考えてみると、それが弱いわけがないのである。
まずはテンプレ構築を使ってみて、「何故このカードは入っているのか、どの場面で強いのか、どの場面だと腐り札になるのか」等をある程度でいいのでイメージできるようになってほしい。
デッキへの理解度が高まってから、「自分のプレイしている地域だと〇〇というデッキタイプは少ないからこのカードは減らしていいな、逆に△△というデッキタイプが流行っている傾向にあるからこのカードは増やしていいな。」というオリジナル構築への発想が生まれるわけである。
オリジナルのデッキを作成するには?
「既存のデッキタイプでのデッキ構築はある程度分かったけど、環境外の珍しいデッキはどうやって作るんだ!」という方も多いと思う。
デュエマ速報というサイトには未発売カードをメインに据えた”デッキ案”とされる記事がある。
その”デッキ案”はまだ使用不可能なデッキなのにも関わらず、雛形としては充分なほどの高い完成度で組まれている。何故それほどまでに高い完成度で組めているのだろうか。
それは、ライターの方々の沢山のデッキや環境への”理解度”の証なのである。
新しくデッキを組むと言ってもそのアーキタイプによってある程度の定石のようなものがあるのだ。
例えばビッグマナというアーキタイプの場合だと、フィニッシャーは基本的に2積みなのである。
具体例を出すと”カイザー刃鬼”や”ドルバロム”他には”VANベートーベン”などは大体2積みだろう。
このように、「これだけ積めばいつごろまでにはプレイが出来る」というものが”理解度”が高いと感覚で分かってくる。
これによって、この手のデッキは初動は何枚入れないと勝率が安定しない。
ループデッキだからドローソースを多めにとろう。などの考えが浮かぶのである。
また、”赤緑モルトNEXT”はシールドトリガーがバトクロスバトルに頼っているから、対抗できるようにクリーチャートリガーを封殺出来る単騎連射マグナムを入れよう。等の”環境メタ”への考えに及ぶのだ。
最後に
結局のところ何を言いたいかと言うと、流行している強いデッキのオリジナル構築を組む時でも、流行していない自分らしさを出せる構築を組む時でも”テンプレ構築”への理解度が必要なのだ。
最初のうちは抵抗があるだろうが、まずは流行しているデッキの48枚コピーを沢山使って、様々なデッキへの理解度を高めていってほしい。
きっとそれは、デッキ構築だけではなく、プレイ中でも役に立つ時が来るから。