ズンドコピエロのデッキレシピをご紹介
新弾の発売によって新たに強化されるデッキというのが必ずといってもいいほどある。
今回の弾でいうところの「煌龍サッヴァーク」が「ロージアダンテ」強化となっている。
ということで今回は新弾によって強化され、CSでも成績を残しているデッキを紹介する。
その新弾によって強化を受けたデッキとは?
『青緑ズンドコピエロ』である。
青緑ズンドコピエロデッキレシピ
見てわかるようにデッキに新たに投入されているカードが1枚あるそれが「再生妖精 スズラン」だ。
- 普通に使うなら、ただの1マナ加速で、後半に進化元として使えるカードである。しかし、この「ズンドコピエロ」というデッキタイプになると話は変わってくる。
- 前半はマナ加速要因+「妖精の裏技 ラララ・ライフ」によって2マナ加速ができる、実質「メンデルスゾーン」がとなる。
- このデッキの後半、つまり「ズンドコ晴れ舞台」や「ディス・ピエロ」が場にある状態だとこのカードをマナからバトルゾーンに召喚する効果を使い場に出すと、「ズンドコ」があると1マナ加速&「ジャック」がいると実質2マナ加速になり、「ディス・ピエロ」がいるとターン終了時にマナにいく効果を使い、「ディス・ピエロ」のスペースチャージ効果が発動する。両方場にあったら、それはそれはすごいことになる。
このように「再生妖精 スズラン」の登場によってデッキが回りやすくなったといえよう。
「ズンドコピエロ」デッキ解説
新カードの紹介をしたところで次に、このデッキの特徴を紹介する。
- このデッキは「ズンドコ晴れ舞台」を立てた状態から、「ベイBジャック」と「アクア忍者ライヤ」2枚で無限マナ加速する、「ジャックライヤループ」というループでマナ加速、「シャコガイル」でフィニッシュするというデッキだ。
- その動きを助けるのが「ディスピエロ」であり、このクリーチャーのスペースチャージ効果でループに必要なパーツを持ってくる。
- このデッキの強さは、場に「ズンドコ晴れ舞台」1枚の状態から1ターンで勝てる可能性がかなり高いところである。
- それは、ターンの初めに「ズンドコ」Dスイッチ効果でマナに埋めておいた「ディス・ピエロ」を場に出し、「ズンドコ」効果でマナ加速→スペースチャージ効果から一気に展開できるからだ。
このとき「スズラン」や「陰陽の舞」がマナにあれば、マナからだして「ズンドコ」マナ加速→スペースチャージ効果で手札をさらに増やし、チャンスを広げることができる。このデッキを使って見たときに、ズンドコ1枚あるだけでトップからいくらでも勝てるようになるのがかなり気持ちよかった。 - 他にもこのデッキの強い動きがあり、「ジャック」、「ステップル」で実質2マナ加速、「ステップル」、「ラララ・ライフ」や「スズラン」、「ラララ・ライフ」で2マナ加速。そして「ジャック」、「ステップル」、「ラララ・ライフ」で実質3マナ加速ができる動きだ。このデッキには2マナ加速できる動きが多数あり、次のターンには「ズンドコ」や「ディス・ピエロ」が立つことが多々ある。
他にこのデッキに採用するならどんなカード?
このデッキには「ズンドコ晴れ舞台」をマナから回収できるカードがないので、「クリクリ・イガラーズ」の代わりに、少し重いけどカードを回収できる「ハリケーン・クロウラー」を採用するのもアリだ。
盾を厚くするために「終末の時計 クロック」を採用する場合もある。
また、「シャコガイル」の盾埋まりをケアするために「逆転のオーロラ」を採用してもいいだろう。
どんなカードが弱点なのか?
マナ加速を封じる「DG~裁キノ刻~」や7コスト以下の召喚を封じる「ミラダンテ12」、「ズンドコ晴れ舞台」を盾に埋めることができる「煌龍 サッヴァーク」などが辛い。
そのほかには、「裏切りの魔狼月下城」のようなハンデスカードではなく、「解体人形ジェニー」のようなピーピングハンデスが場合によっては辛いと感じる。
最後に
ほとんど相手に依存しないこのデッキ、「ズンドコ晴れ舞台」さえ場にあればほとんど勝てるのがとってもせこい。
使えばわかるこのずるさ。「ジャック」が殿堂になる前に一度は握って見てはいかがだろうか。