南九州最強のビートジョッキーデッキレシピ
新弾の発売から1日後に全国大会2017エリア代表決定戦が行われた。
新規のカードである「サッヴァーク」や「サソリムカデ」を軸にしたデッキが横行した大会であったが、その中でビートジョッキーも新規カードで強化し、ベスト16に残ることができた。
今大会でベスト16だったビートジョッキーはこのデッキだけであったので、今回はこのデッキを紹介する。
[大会戦績]
- 予選4-1
ビートジョッキー◯
火ジョーカーズ◯
火ジョーカーズ◯
白メタリカ◯
白零DG×
予選6位 - 本戦1没
火ジョーカーズ×
結果16位
結果的にはベスト16だったが新規のカードでかなり強くなったので来週のエリア予選や通常構築でも改良を加えればもっと勝てるだろう。
デッキを作成した稲やは「白零サッヴァーク」で出場したが、このデッキを握ったDE師選手曰く、「ラッシュ”ATK”ワイルド」が強いと語っていた。
感想としては「ラッシュ”ATK”ワイルド」を4枚積んだ方がよかった。
限定構築におけるモルネクとなりえるのではないか?
この構築の新規カードを主に紹介していくが、新規カードによってこの「ビートジョッキー」というデッキの攻撃力が上がり「グレンモルトNEXT」に似たような攻撃をすることができるようになった。
ビートジョッキーデッキ解説
『ラッシュ”ATK”ワイルド』
- ラッシュ“ATK(アタック)”ワイルド VR 火文明 (4)
- NEOクリーチャー:ビートジョッキー 4000
- NEO進化:自分の火のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
- キズナコンプ(このクリーチャーが攻撃する時、好きな数の自分のクリーチャーのKP能力を使う)
- KP-自分のクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャーのこのターン最初の攻撃の終わりに、それをアンタップする。
まず紹介しなければいけないカードは、これだろう。
4コストで攻撃時に「グレンモルトNEXT」のアンタップ能力と同様の効果を好きなクリーチャーに付与することができる。
この能力は自身にも付与することができ、2回攻撃した後他のクリーチャーに2回攻撃させることが可能である。
これによって何ができるようになったかというと、3ターン目に「ダチッコ・チュリス」を絡めて、最低2枚、チュチュリスや他の2コスジョッキーがいれば最大4枚シールドをブレイクすることができる。
他には「ガンブルマン」や「ブランド」、「ノイジー」などのWブレイカーに能力を与えて合計6打点を形成することができる。
このアンタップする能力の何が強いのかというと攻撃の終わりに、アンタップするのでスパーク系呪文などの、タップする系に引っかからないというのが非常に強い。
限定戦では、「防鎧」という厄介なクリーチャーが立っていても「ブランド」や「ガンブルマン」なしで、打点を形成できるのが強かった。
『バング”BNG”ドンゴ』
種類 クリーチャー
文明 火
種族 ビートジョッキー
パワー 4000
コスト 5
- キズナ(このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のクリーチャー1体の◎能力を使う)◎自分の手札を捨て、その後、カードを3枚引く。
実質殴らなくてもよい「ゴリンゴリ」である。
「ゴリンゴリ」が攻撃の終わりに効果が発動できるのに対して、こちらは無条件に発動することができるので、リスクを負わなくて済むようになった。
その変わりにスピードアタッカーが無いのでそこには注意したい。
場に出して効果を使った後も、「ラッシュ”ATK”ワイルド」のキズナコンプ能力でこのクリーチャーの能力も同時に使用できるのでうまく活用していきたいところである。
『ガツン戦輪 ゲドライド』
種類 クリーチャー
文明 火
種族 ビートジョッキー
パワー 1000
コスト 2
- スーパー・S・トリガー(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい。その時自分のシールドが1つもなければ、このクリーチャーに◎能力を与える)
- ◎このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のパワー5000以下のクリーチャーをすべて破壊する。
SSTで「ハイエスタス・デパーチャー」のように5000以下の全体除去ができるクリーチャーである。
トリガーで使わなくても、2コストのビートジョッキーとして活躍してくれた。
「エナジーチュリス」の枠をすべてこっちのトリガーに変えたほうがよかったのかもしれない。
最後に!!
「サッヴァーク」というデッキタイプに対して速攻で盾を減らすことができ、有利に立つことができるので、来週のエリア代表決定戦で何を使うか決まってない人はとりあえず握ってみることをオススメする。
DGの除去のために「スチーム・ハエタタキ」を「ジャジートランパー」に変更するといいかもしれない。
限定構築戦でなくても赤単ジョッキーの火力を上げるために「ラッシュ”ATK”ワイルド」を採用したデッキを組み直したいと考えている。
唯一予選を残ることができたジョッキーであるので、ジョッキーも新弾環境で戦えることが証明できたのがよかった。