2017年べアフガンの優勝デッキレシピを紹介
デュエルマスターズは革命編で一つの転機を迎えたと言えるだろう。
それだけ「侵略」というギミックがこのゲームに与えた衝撃は大きかった。
あれから2年以上経った今なお、侵略ギミックを用いたデッキは活躍を続ける。
サブカラーを加えることで柔軟さを他に入れたレッドゾーン、メタゲームの隙間を突くようにして結果を残すデッドゾーン。
そして今日ご紹介するのは、レッドゾーンでもデッドゾーンでもない侵略デッキ。
そう、緑単べアフガンだ。
2回戦 :シノビ 2-1
準決勝:5cバスター 2-0
決勝戦:モルトNEXT 2-0
制作者:にしひがし様
緑単べアフガンとは、革命編第2弾に収録された《超獣軍隊べアフガン》を核にしたコンボ・アグロデッキだ。
1ターン目に自然の1マナクリーチャー、2ターン目に《トレジャーマップ》や《未来設計図》、《エビリューションエッグ》を経由して《獣軍隊ベアッサー》に侵略。そして来たる3ターン目には、ベアッサーをべアフガンに侵略するという黄金ムーヴが魅力のデッキだ。
パワー21000のQブレイカーという化け物じみたサイズのクリーチャーを場に放つことができるこのデッキタイプは、一時はトップメタの一つにまで上り詰めた。
しかしながら環境の変遷についていくことはできずに、今ではすっかり息をひそめることになってしまった。
そんなべアフガンというアーキタイプを現環境用にチューンしたのが、にしひがし氏デザインのこのデッキだ。
《呪紋のカルマインカ》のようなメタカードを用いることで、デッキ全体の対応力を底上げしている。
《ビーストチャージ》を採用しているため、突破力を上げるためのシノビを採用してもいいかもしれない。バスター系デッキとの対局での理不尽な負けを阻止するために《光賀忍ハヤブサマル》の採用するのもありだろう。
いかがだっただろうか。
何もモルトNEXTやロージアに頼らなくても戦える、そう教えてくれるいいデッキではないだろうか?
過去、活躍していたアーキタイプを現行環境に合わせてチューンすることも、この混沌とするメタゲームではソリューションになりうるのかもしれない。