【2ブロック&殿堂】圧倒的展開力!ルミナリエ軸コマンドーデッキを解説!
■デッキ概要
一番隊 クリスタ x 4枚
奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ x 4枚
ジャスト・ラビリンス x 2枚
ヘブンズ・フォース x 4枚
ナゾの光・リリアング x 3枚
奇石マクーロ x 4枚
奇石 イシガネ/センキン・ウォール x 4枚
龍装者 バーナイン x 4枚
記憶の紡ぎ 重音 x 3枚
龍装者 デュオ・コマンドー x 4枚
エメスレム・ルミナリエ x 4枚
今回紹介するデッキはデュオコマンドーを軸にしている光単色のデッキです。
既存のメタリカで固められたデッキのフィニッシャーは大体”赤攻銀マルハヴァン”でしたが、このデッキのフィニッシャーはデュオコマンドーになっています。
動きとしてはエメスレム・ルミナリエから龍装者デュオ・コマンドーを場に出し、その能力で場にクリーチャーを次々と展開していくといった大変シンプルなものなのですが、そのシンプルな動きの中にはたくさんのギミックが詰め込まれています。
それでは詳しく解説していきます。
デッキの回し方
①一番隊クリスタの軽減能力やヘブンズ・フォースを駆使してバトルゾーンにクリーチャーを”4体”並べる
ヘブンズフォース→バーナインから後続を確実に確保したり、リリアングからヘブンズフォースを唱えることによって僅かなマナでクリーチャーを一気に4体並べたりすることも容易です。
また、展開途中にリリアングを挟むことによって”堕魔ドゥポイズ”をケアしたり、ミクセルを挟んで相手の妨害をしている間にこちらが場にクリーチャーを並べたり、と相手の動きに対して強力なプレイをその場で組み込むことが可能です。
②4体のクリーチャーをタップして”エメスレム・ルミナリエ”を唱える
エメスレム・ルミナリエの能力で、コストを支払う代わりに場にいる自分のクリーチャーを4体タップして唱えることができます。
もう一つの能力で手札からコスト8以下のメタリカクリーチャーを場に出して、さらにそのクリーチャーを任意でタップします。
ということは、龍装者デュオ・コマンドーをノーコストで場に出して、さらにタップすることによりコマンドーのタップされたときの能力を即座に使用できるんです!
ここまで来たらもう展開は止まりません。
③”記憶の紡ぎ 重音”を駆使してフィニッシュしよう!
デュオコマンドーの能力でひとしきり展開した後、大抵のコマンドーデッキなら対戦相手にターンを渡してしまいます。
ですが、このデッキは出したターンに呪文ロック、あわよくばダイレクトアタックまで持ち込めます。
その大役を担っているのが”記憶の紡ぎ 重音”です!
普段あまり使われないカードなので能力をはっきりと覚えている人は少ないと思います・・・。
しかし、よく読んでみるとこのカード、キズナプラスを持っているので攻撃しながらジャミング・チャフとセンキン・ウォールが発動できるんです!
ってことはですよ、場にいる呪文を止めながらクリーチャーが複数回攻撃可能になるって事なんですよね。
大抵のデッキならこの打点の数は止めれないはずです!
■デッキに採用されているカードの解説
龍装者 デュオ・コマンドー
ドラゴンギルド/メタリカ
パワー 6000
- バトルゾーンにある自分のクリーチャーの数が相手より多ければ、このクリーチャーに「ブロッカー」を与え、自分のターンの終わりにアンタップする。
- このクリーチャーがタップされた時、カードを1枚引く。その後、コスト5以下の進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
- このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分の他の光のクリーチャーを1体破壊してもよい。
このデッキの核といえる1枚。
展開力に長けているこのデッキにおいてブロッカー付与能力はかなり使いやすいはずです!
また、タップ時の能力は攻撃時やブロック時、ましてや相手のカードの能力でタップされた時でも使用できるので状況に応じて場に出すクリーチャーを選択しましょう!
おまけのようについている除去耐性もこのデッキでは存分に活かせます!
タップされたときのドロー能力は強制なので注意しましょう!
エメスレム・ルミナリエ
光文明 7コスト
- コストを支払うかわりに、自分の光のクリーチャーを4体タップして、この呪文を唱えてもよい。
- コスト8以下のメタリカを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。その後、それをタップしてもよい。
核であるコマンドーを最大限活用できるカードです。
このデッキに入っているクリーチャーは全てこのカードから出せるのでコマンドーだけではなく状況に応じて使い分けましょう!
なお、タップできるのはこのカードの能力で出てきたクリーチャーだけなので注意!
記憶の紡ぎ 重音
ドラゴンギルド/メタリカ
パワー4000
- NEO進化:自分の光のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(クリーチャーが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
- キズナプラス(このクリーチャーが攻撃する時、その下にあるカードを1枚、自分の墓地に置いてもよい。そうしたら、このクリーチャーと自分の他のクリーチャー1体のKP能力を使う)
- KP-カードを1枚引く。その後、コスト5以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。
縁の下の力持ち、このデッキはこのカードがなければ潤滑に動けなくなります。
キズナプラスに関してですが、このクリーチャー+もう一体のキズナ能力を使うのは”強制”です。
なのでこのクリーチャーともう一体の重音を選んでしまうとカードを2枚引くことになってしまいます。
山札が少ないときはこのクリーチャー+リリリングを選ぶと1ドローだけで済むので覚えておいて損はないと思います。
それに加えて、先ほども言った通りこのクリーチャーの能力はキズナなのでリリアングでこのクリーチャーを指定して直接ジャミングチャフを唱えられます。
(NEO進化クリーチャーは進化元がなくなった場合進化クリーチャーとみなされなくなる裁定が下されているので重音Aで攻撃時にセンキンウォールで重音Aをアンタップしても、召喚酔い扱いになっているので2度目の攻撃は出来ません)
■まとめ
このデッキは全てDMマーク、または双マークのカードで構成されているので殿堂、2ブロック両方の大会で使用できます!
また、そこまで高価ではないので組みやすいですし、殿堂環境で流行しているチェンジザ、2ブロック環境で流行している白ゼロサッヴァーク等様々なデッキに有利が付きます!
お手軽に組めるデッキなので気になった方は一度組んでみてはいかがでしょうか!