ギュウジン丸、CS環境入りへの道①~「特性を理解しよう」~
伝説の正体 ギュウジン丸を解説
ジ・アンサー
パワー 71000
- 天才シンパシー―水のクリーチャー(このクリーチャーの召喚コストは、バトルゾーンにある自分の水のクリーチャー1体につき10少なくなる。ただし、コストは0以下にはならない。)
- ワールド・ブレイカー
- このクリーチャーが召喚されてバトルゾーンに出た時、相手は自身のクリーチャーをすべて山札に戻してシャッフルする。
相手がこうして6体以上山札に加えたなら、自分はゲームに勝つ。
このカードの存在を知ったとき、そのイラストも相まって「絶対にデッキを作ってやろう!」と血沸き肉躍ったものである。
しかし、このカードを使うのは予想以上に骨の折れるものだった。
それでも(勢いで4枚買ってしまったのもあり)ギュウジン丸を使いたい!!
そういう思いを胸に、このカードを徹底的に遊んでいきたいと思う。目指せ環境デッキ!!
そうはいっても
カードの特性を完全に理解しなければデッキを組むのは難しい。
ということで、今回はギュウジン丸およびそのコンボカードである《イッツ・ショータイム》の特性を記載していきたいと思う。
ギュウジンだいすきクラブの読者諸兄は参考にしていただければと思う。(いるのか?)
ギュウジン丸を解説
ギュウジン丸解析その①:天才シンパシー
このクリーチャーのコストは71コストというデッキのカードすべてがマナになっても賄いきれない巨大さである。そこで、バトルゾーンに存在する水のクリーチャーの助けを借りることでコストを安くすることができるのだ。
とは言ってもこの水のクリーチャーを用意するだけでも一苦労である。しかも7体の水クリーチャーがその場に残っている時点で、そいつらでビートしていけばギュウジン丸がいらないのでは?という思考に向かってしまうのがデメリットといえる。
ギュウジン丸解析その②:ワールドブレイカー
効果だけを使用する目的だとあまり気にしない点ではあるのだが、ギュウジン丸がひとたび攻撃するだけで盾がすべてなくなってしまうのである。
ただ、ワールドブレイカーという特性上SSTが盾に仕込んであった場合必ず発動してしまう。
またギュウジン丸はスピードアタッカーではないため盾を吹っ飛ばす前に自身が吹っ飛んでしまう可能性もあるのだ。
ギュウジン丸解析その③:全体除去、そしてエクストラウィンへ
召喚したとき限定ではあるが、出ただけで相手のクリーチャーをすべて山札の中へ消し去ってしまうのだ。クリーチャーが墓地に行ってしまうこともないので再利用されることもないのだ。
さらにこの効果で6体以上のクリーチャーをデッキに戻すことに成功した場合、無条件に勝つのである。まさにフィニッシャー。
この効果で注意したいのは、「デッキに戻すことに成功したクリーチャー」だけカウントの対象になることである。置換効果でデッキに戻らなかったクリーチャーはたとえフィールドから離れててもカウントできない。
ギュウジン丸解析その④:《イッツ・ショータイム》
ギュウジン丸とデザイナーズコンボできるカードとして開発されたカードである。
その効果は、相手の手札からクリーチャーを出させた後、出したクリーチャーの最高コストよりも上のクリーチャーを自分が召喚できるというものだ。このカードによって対戦相手のクリーチャーを意図的に増やし、それをギュウジン丸の効果の餌にすることができるのがメリットである。
ただ、この呪文のコストは8。
普通に唱えるのも一苦労だし、《龍素知新》や《目的不明の作戦》の範囲外であるため踏み倒しをするのも難しいコスト帯である。また、相手が《龍世界 ドラゴ大王》や《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》なんて出して来た時には目も当てられない。
まとめ
思った以上に問題が山積みなこのカード。果たして環境デッキに耐えうるような構築ができるのか!?次回から早速デッキ構築をしていこうと思う。