連ドラの歴史を振り返り!究極のバルガ龍幻郷からデュエマを始める方向け!


連ドラの歴史を振り返り!究極のバルガ龍幻郷からデュエマを始める方向け!

今年のクロニクルレガシーデッキ2018はコンセプトが連ドラとゼニスということで、今回はその中の連ドラについて簡単に振り返って行こう。

連ドラを振り返ろう!

連ドラって何?

紅神龍バルガゲイザー

連ドラとは『連続して強力なドラゴンを大量に並べるデッキ』の略である。

「紅神龍バルガゲイザー」の登場時から現在まで使われ続けているデッキタイプで、デュエルマスターズ の華ともいえる巨大ドラゴンが並ぶ豪快さと制圧力が魅力的だ。

去年の新1弾ジョーカーズ参上からドラゴンが滅んだという設定になっており、連ドラというデッキが強化されることはないのか?と思われていたがクロニクルレガシーデッキで再び強化やデッキが見直されることになった。

連ドラというデッキの特徴

連ドラというデッキは「紅神龍バルガゲイザー」などのクリーチャーの能力で山札のトップのドラゴンを踏み倒し、バトルゾーンに展開していくというコンセプトになっている。

そのため、デッキの大半がドラゴンで残りがマナ加速とトリガーという構成になっていることが多く、マナカーブやデッキバランスも普通のデッキから考えたらありえないものになっている。

基本構築は火文明と自然文明を中心とした構成になっているが、ドラゴンを踏み倒して出すのがメインなので、強いドラゴンだったら闇文明だろうが、光文明だろうがゼロ文明だろうが無差別に採用されている。

連ドラの変容

無双龍幻バルガ・ド・ライバー

連ドラというデッキがどのように変わってきたのかを紹介しようと思ったが、1から書いていくとどうしようもなく長くなっていくので、簡単に書いていこう。

紅神龍バルガゲイザー期

紅神龍バルガゲイザー

DMC−11「勝負神龍」デッキ強化パックにて初収録し、登場時から連ドラのキーカードとして採用され続けていた。「コッコルピア」からの「紅神龍バルガゲイザー」という動きはデュエルマスターズ をやり続けてきた人にとってはよく見た動きだろう。

当時のドラゴンは今ほど強力なものが多くなく、並べたドラゴンを「紅神龍ジャガルザー」でスピードアタッカーにして攻めるものが主流だった。

その後、「ボルメテウスサファイアドラゴン」や「超龍ヴァルキリアス」、「龍仙ロマネスク」、「インフィニティドラゴン」といった強力なドラゴンが登場し、「龍星バルガライザー」と合わせて使われていた。

環境の高速化と低コストの優秀な除去呪文の増加によって使われることが少なくなり、役目を「龍星バルガライザー」と「超天星バルガライゾウ」に譲ることになった。

「龍星バルガライザー」,「超天星バルガライゾウ」期

龍星バルガライザー

この2枚が主流となって使われていたE2ぐらいの頃は「メンデルゾーン」や「ガチンコルーレット」という優秀なマナ加速呪文が登場したのと、環境に優秀な除去が多かったので、出してから攻撃までのラグが生じる「紅神龍バルガゲイザー」ではなく出してすぐに攻撃できる「龍星バルガライザー」がメインで使われていた。

さらにこの時期のドラゴンにはゼニスのように高コストで能力も強力なものが多く、「勝利宣言 鬼丸覇」や「偽りの王ヴィルヘルム」、「偽りの王モーツァルト」などのドラゴンが大量に採用されていた。この頃から連ドラはさらにお財布に優しくなくなっていった。

E3で「ミステリーキューブ」が登場し、「龍星バルガライザー」使わない連ドラも登場するようになった。

「爆熱天守 バトライ閣」期

DS期の途中で登場した「爆熱剣バトライ刃/爆熱天守 バトライ閣/爆熱DXバトライ武神」を使った連ドラが登場した。

特に「爆熱天守 バトライ閣」は火文明のドラゴン全てを「龍星バルガライザー」化させることができ、さらにドラグフォートレスというカードタイプを除去できるカードが少なかったため、除去されにくかった。

そして「爆熱天守 バトライ閣」が龍解した後は、「超天星バルガライゾウ」のように最大3体までドラゴンを出すことができた。

これは連ドラといってよいのかわからないが、革命チェンジが登場してから閣ループと呼ばれるループが登場し、当時の環境トップのモルネクに組み込まれていた。

最後に

新たにデッキが発売されることによって連ドラの新たな形が登場するのかどうかが楽しみである。

今回発売される究極のバルガ龍幻郷を気に連ドラを始めてみてはいかがだろうか。