新たな効果を持つ【黒豆だんしゃく/白米男しゃく】について解説
新弾の発売が近づいてきたので、新弾のカードの情報が続々と解禁されていっている。
今回は新しい自然文明のツインパクトである「黒豆だんしゃく/白米男しゃく」に焦点を当てて紹介していく。
「黒豆だんしゃく/白米男しゃく」とは
まず、上のクリーチャー側が今までに見なかったような効果を持っていて、相手の”このクリーチャーがバトルゾーンに出た時”で始まる能力を持つクリーチャーが出た時に、そのクリーチャーをマナゾーンに送るという能力を持っている。
そして、呪文側が3コストで山札の上から1枚マナゾーンに置き、その後マナゾーンから戻しても良いという「一撃両得ヌクノカマクノカ」と似たような効果を持っている。
この呪文側のおかげで「黒豆だんしゃく/白米男しゃく」は序盤でも使えて、マナが溜まり始めたら、相手の動きを制限させることができるようなクリーチャーとして使用、若しくはマナゾーンのカードを回収するかを選べるので、いつでも使える万能なカードとなっている。
「黒豆だんしゃく/白米男しゃく」について
「黒豆だんしゃく/白米男しゃく」は早期に召喚することができれば、現在環境のTOPであるジョーカーズに対して有効なカードとなりえる。
理由はジョーカーズというデッキ内のクリーチャーが”このクリーチャーがバトルゾーンに出た時”で始まる能力を持ったカードが多数見受けられる。
例えば「ツタンカーネン」や「パーリ騎士」、「ジョットガンジョラゴン」、「ヘルコプ太」、あの「ガンバトラーG7」もだ。
「あたりポンの助」もだが、「黒豆だんしゃく/白米男しゃく」の効果がいつトリガーするのかがよくわかってないので省いておく。
これによって、ジョーカーズ側が横にクリーチャーを並べにくくなるので、マッハファイターなどと合わせれば、相手のテンポを悪くさせることができる。
相手がジョーカーズでなくても”このクリーチャーがバトルゾーンに出た時”で始まる能力を持つクリーチャーは多いので、適当に出しておくだけでも刺さったりする可能性が高い。
また、クリーチャー側の効果は相手でも自分のターンでも発動する常在型なので、自ターンで攻撃する時に出しておけばSトリガーのクリーチャーやシノビなどが出て効果がトリガーする前に、そのクリーチャーをマナに送ることができる、擬似的な「エンターテイナー」などの踏み倒しメタに近い動きができてしまう。
あらゆるデッキタイプに採用できる可能性
このクリーチャーの何が素晴らしいかといえばまずクリーチャー側がコスト8のパワー12000というところだろう。
これによって、グレートグラスパーというデッキタイプやゲイルヴェスパーというデッキタイプに対しても無理なく採用が可能となっている。
また、「キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語」を使った専用デッキなどでも活躍が見込める。
その他にも2ブロック構築でも使うことができる点を生かすこともできそうだ。
これだけではなく呪文側に「一撃両得ヌクノカマクノカ」に似たような効果を備えているおかげで、「ジョリーザジョニーJoe」をフィニッシャーにしたサイクリカランデスというデッキや5cなどのビッグマナ系統やコントロールでも採用できて、前後半に渡って腐ることがない万能カードとして採用することもできそうだ。
サイクリカランデスではサイクリカで前半に使っておいた「黒豆だんしゃく/白米男しゃく」を再度使い、手札に戻した後バトルゾーンに出すという動きも強そうである。
最後に
クリーチャー側も呪文側もかなり汎用性の高いカードに仕上がっており、色々なところで使えそうな感じがあるので、新弾では集めておきたいカードの1枚となるだろう。