デュエマの禁止カード解説~デュエマの歴史を振り返る~【デュエルマスターズ】



禁止カード解説~デュエマの歴史を振り返る~

今回はプレミアム殿堂カードの歴史について振り返っていこう。

記憶に新しいところといえば、天門ループの核となった”奇跡の精霊ミルザム”や、速攻デッキよりも早いロックを決めることが出来る”天雷王機ジョバンニ Ⅹ世”等がこれに該当する。

このプレミアム殿堂になったカード達には環境を支配してきたストーリーがあるのだ。

最初に紹介するのはデュエルマスターズを象徴するカードと言っても過言ではないだろう、”無双竜機ボルバルザーク”…と言いたいところだが、このカードが出る前に環境を支配していた”最強のドローソース”について語っていこう。



アクアン:禁止カード考察

最近のデュエルマスターズのトーナメント環境だと、調整版のコアクアンのおつかい がよく使われているため低コスト大量ドローの恐ろしさはみなさんも理解していると思うが、このカードはコアクアンのおつかいなんてものの比ではない。

4コストで5枚ドロー出来るのは、4コスト3枚ドローのサイバーブレインが同じくプレミアム殿堂に行ってるのを見ると明らかにおかしいのが理解出来るだろう。

このカードが登場するや否や、速攻型のアクアンブラック、準黒単カラー、コントロール型のアクアンホワイト、アクアンホワイトブラックなどの強力なデッキの中核となってきた。

聖拳編で水のマナとしても使える闇、光とのレインボーカードが登場すると、さらにデッキ内の光と闇の比率が上がり、アクアンを捲らない限り5枚ドロー出来ると言っても過言では無いほどにまでなった。

このカードが存在していた時代には、みなさんも知っているだろう最強であり最凶のランダムハンデス呪文である”スケルトンバイス”が使用されなかった(4コストで2枚ハンデスしても、4コストで5枚ドローをされるためマナを伸ばしてロストソウルを打つ方が何倍も得策だった)
これでこのカードがいかに壊れていたか伝わるだろう。

“無双竜機ボルバルザーク”が登場してからも環境で戦い続けていったが、2011年1月15日にプレミアム殿堂に指定された。今から7年前のことだ。

“無双竜機ボルバルザーク”

さて、アクアンの記事で何度か名前が出た最強のカード”無双竜機ボルバルザーク”の話に入ろう。(画像 効果)

効果は今更説明しなくてもみなさんも理解していると思うが、注意するべき点はパワー6000以下破壊ではなく、パワー6000破壊なところだ。

動画サイトやサイトのコメントで勘違いしている人が多いため覚えておいてほしい。

このカードが出た当時は意外かもしれないが注目されていなかった。勝てなかったら特殊敗北により負けるカードを使う意味がわからなかったためだ。

理由は他にもある。色がステロイドカラーなのでアクアンのドローから外れてしまう。

アクアン一色な環境においてステロイドカラーは生きることは不可能だとプレイヤー達は思った。いや、思っていた。

デュエルマスターズの全国大会でステロイドカラーのボルバルザークが優勝したのだ。(ここからは曖昧なところがあるためコメントでの補足があれば有難い)

準決勝ではボルバルザークを出してシールドに殴りかかったターンにシールドトリガーに阻まれてしまい、シールドを0にすることは出来たが打点が無くなってしまった。

しかし、ボルバルザークによるエクストラターンでトップからエクゼドライブを引いてダイレクトアタックを決めた。ボルバルザークは強かったのだ。

しかし、その後もしばらくの間はプレイヤーはアクアンを使っていた。「あんなの偶然だ」「アクアンの方が強い」そう信じていた。

あのデッキが生まれるまでは。

“ボルバルブルー”

このデッキ名を聞いたことがあるプレイヤーは多いと思う。

ステロイドカラーのボルバルザークに水文明を入れてデッキの回転を良くしたビートダウンデッキだ。

2年間の間、形を変えながら環境の頂点に君臨した。

2004年冬の公式大会、エターナル・リーグオープンクラス全国大会決勝トーナメント優勝を筆頭に、公式大会での戦績は数え切れないだろう。

序盤はシビレアシダケや青銅の鎧によるマナブーストをし、エナジー・ライトや炎槍と水剣の裁によるドローを連発してアドバンテージを取り、ここぞと言うところで母なる大地からの無双竜機ボルバルザークを使ってとどめを刺す。

無双竜機ボルバルザーク殿堂後も鳴動するギガホーンによるサーチ等で環境を支配した。

そんな無双竜機ボルバルザークも2006年3月15日にその役割を終えることとなった。デュエルマスターズ初のプレミアム殿堂カードだ。